9月の本!お騒がせな奴

2019年12月08日

10月の本!!

まだまだ慣れないLivedoor blogだけど、がんばって更新。
早く追いつかねばー、ということで、今再び振り返りて10月の本!

 ・ 奇書の世界史 歴史を動かす"ヤバい書物"の物語 - 三崎律日
 ・ 屍人荘の殺人 - 今村昌弘


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タイトルに興味を持って読んでみました。
まず、奇書って何?というところから。

本書によると、かつて名著ともてはやされたものが、時代の移り変わりで奇書となったもの、またはその逆。
つまり『数奇な運命を辿った書物』とのこと。

元々、ネット動画で配信していたものを書籍化したそうです。

色々な時代や国の『奇書』が紹介されています。ここで、タイトルのみ紹介。括弧内は一言紹介です!

魔女に与える鉄槌(魔女狩りのバイブル)
台湾誌(行ったこともない人が書いた台湾のガイドブック)
ヴォイニッチ手稿(意味不明の文字は果たして暗号なのか?)
野球と其害毒(野球は百害あって一利なし?!)
穏健なる提案(貧困の差を無くす為に、満一歳の子供を食料として売ろう!)
番外編
1・天体の回転について(天才たちが繋ぐ新定説)
非現実の王国で(闘う少女たちを描く終わりのない物語)
フラーレンによる
52Kでの超伝導(世界初の達成は全てデタラメだった)
軟膏を拭うスポンジ
/ そのスポンジを絞り上げる(武器に薬を塗って傷を治そう/そんなアホなことあるかい!)
番外編
2・物の本質について(紀元前に説かれた現代に通ずる物の本質)
サンゴルスキーの『ルバイヤート』(詩集につきまとう悲劇は偶然か?)
椿井文書(例え偽の歴史でもすがりたい気持ち)
ビリティスの歌(創作の一大詩人)
番外編
3・月世界旅行(フィクションが生み出した科学の進化)

タイトルだけで、何やらただならぬ雰囲気が漂ってきます(笑)
今見ると、『いやいや、それはないっしょ』と一笑に付してしまいそうな本もありますが、

時代によっては大真面目に取り上げられていたもの。
訳知り顔のわたしたちも、もしかしたら『奇書になりうる』本を崇めている可能性があるかもしれません。



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『このミステリーがすごい! 2019年版』で見つけた本、
ようやく順番が回ってきた!勿論、お初の作家さん。


『屍人』とはまた、おどろおどろしいタイトルだなーと思っていたら、その通りだった(笑)内面的なというより、直球スプラッター的おどろドロドロなのです。
って、読んだことない人には意味不明ですね。


語り手の葉村譲は神紅大学の一回生。ミステリ愛好会に入っています。愛好会会長であり葉村以外唯一の会員である先輩-明智恭介と半ば無理矢理参加した、映画研究部・演劇部の夏合宿で事件は起こります。
それにしても、明智恭介って名前、取ってつけたように探偵的な名前です(笑)。『神紅のホームズ』なんて呼ばれています。

葉村をワトソン役として、二人で謎を解決して…いくんだろうなーと大半の読者は思ったのでは。ところが、なんと。明智先輩は早々に表舞台から去ってしまいます。なんですとー!? 
では、誰が謎を解くのか?それは、二回生の剣崎比留子。
彼女は警察にも協力する『本物の』探偵少女です。


登場人物は全部で14人。現役学生10人、合宿所として別荘『紫湛荘』を貸してくれている七宮を含めたOB組が3人。別荘管理人1人。
二泊三日の合宿。どことなくギクシャクとした雰囲気の中、夕食のバーベキュー、そして肝試しへと進んで行きます。
しかしその頃、別荘近くで行われていたロックフェスの会場は恐るべき状況に陥っていました。会場の外へ溢れ出る人々。そしてその夜、紫湛荘で最初の犠牲者が。
『彼ら』の仕業か、それとも別荘内にいる者が犯人なのか。極限状態の中、比留子と葉村は事件を捜査します。

ふぅー、ネタバレ無しの感想文は厳しいわぁ。
所謂、『クローズドサークル』ものですが、そうなる原因が斬新。いや、原因そのものはこれまでもゲームや映画でお馴染みなのですが、それを推理小説に組み込むとは、ははぁー、という感じ。
最初は、推理小説として成り立つのかと思いましたが、なるほどそう来たか、と。
読み終えてみれば、思ったより違和感無く融合出来ていたのではないかなー。
あー、ネタばらしはこれが限界(笑)

斑目機関についての謎が何も回収されず、肩透かしを食らった感がありましたが、続編もあるとのことなので、そちらに期待します。

って、いまさら気づいたのですが、これ映画化されていたんですね(笑)

サイトを見たらかなりメンツが原作と変わっていました。

高木が、おばさんって…(苦笑)


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noritama594 at 21:48│Comments(0)本嫌いの読書感想文 

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