ただ己の道を2月の本

2020年02月29日

自分、長男ですからー

何気に続いているドラマからの~シリーズ。
三人目はこの方、司馬朗。
ドラマでは、弟・司馬懿に振り回されておりました(笑)

司馬八達で有名な司馬家の長男です。
ちなみに、『八達』というのは、八人兄弟の字に『達』の文字が使われていたことから。
ドラマを見ちゃうと、魏のカテゴリーに入れるのも何な気がしますが、正史にならってと。

がたいがよかったようで、若い頃に試験を受けた際には年齢詐称じゃないかと疑われたらしい。
曰く、親類も大柄な人が多いのだとか。って、かの時代は結構デカイ人が多かったのかしら。
関羽みたいな巨人サイズはさておき、平均身長高めとか?
まぁ、殿のようなちっちゃい人もいるけど(笑) あ、殿というのは曹操のことです。

前回で書いた崔琰と親しかったようで、崔琰は司馬朗に弟の司馬懿はひときわ優れた人物だと言っていたらしい。
それだけならいいけど、「あなた(司馬朗のこと)の及ぶところではないでしょう」と言われてしまっては、司馬朗の心中やいかに(笑)
八達の中でも出来の差はあるでしょうからね。

ドラマでは郷里の顔役的存在の司馬家でしたが、正史上の司馬朗もそれを彷彿とさせるような面倒見のいい人物だったよう。
住民に対する行政も寛大で恵み深かったので、刑罰を用いずとも皆従ったそうです。

建安二十二年、夏侯惇らと共に孫権討伐に向かいましたが、兵のあいだで疫病が蔓延。
それを看病するうちに自らも亡くなってしまいます。
埋葬は簡素に、というのが遺言でした(この遺言、結構な頻度で出てくる)。


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noritama594 at 15:22│Comments(0)>魏 

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