2020年03月29日
3月の本!
コロナ・パニックで騒々しい今日この頃。
家に籠っているのも暇なので。
そうだ、感想文を早めにアップしてみよう。
・叙述トリック短編集 - 似鳥鶏
・超高層ビルの ” なぜ ” を科学する - 大成建設 「超高層ビル」研究プロジェクトチーム
なんとなく続いている『推理小説月間』。
今回は、『叙述トリック』のみに特化した作品。
ちなみに、叙述トリックとは何か?
本書の説明を借りると、小説の文章そのものの書き方で読者を騙すタイプ、トリックです。
ちょいちょい『アンフェア』と言われることのある叙述トリック。それを極力避けるため、本書の冒頭では懇切丁寧なヒントを出してくれているのですが…あぁ、既に作者の術中に嵌っていたなんて~(汗)
そもそも、そのことに気づいたのもかなり後半になってからなのですが…。
と、トリックに挑むもよし、気張らずに楽しむもよし、な本書。
ちょっとバカバカしくもある設定ですが、あぁ、それがある意味で最大のトリック…。
以下が、本書の目次です。
読者への挑戦状 / ちゃんと流す神様 / 背中合わせの恋人 / 閉じられた三人と二人 / なんとなく買った本の結末 / 貧乏荘の怪事件 / ニッポンを背負うこけし / あとがき
何か気づくことがありませんか?
と、思わせぶりなことを書いてみたり(笑)
ちょっと悔しいけど、超超あらすじ!
『読者への挑戦状』推理小説におけるトリックの簡単な説明。本作の謎解きヒント。
『ちゃんと流す神様』溢れて水浸しだったはずのトイレが元通りに。誰も掃除をしていないという。トイレの神様は本当にいるのか?
『背中合わせの恋人』写真部で起こった怪事件。確実に犯人と目された人物にはアリバイがあり…。思い込みが事態をややこしくする。
『閉じられた三人と二人』人里離れた山荘に閉じ込められた六人。その内の一人が死んだ。事故か殺人か。虚構と現実がクロスオーバーする。
『なんとなく買った本の結末』用意周到に行われた殺人。トリックを解く鍵は、『事件が起こった時期』だった。
『貧乏荘の怪事件』下宿人の持ち物が盗まれた!?犯人は一体?ヒントは名前に隠されていた。
『ニッポンを背負うこけし』謎の人物headhunterから巨大コケシを救え!日本の未来のために!!
『あとがき』あとがきにあらすじなんて必要ですかねぇ。あらすじの定義とは?
純粋に『叙述トリックを楽しむ』本です!
超高層ビルにまつわるあれやこれやを解説してくれる本書。書いたのは、大成建設。プロ中のプロです。
ビルの構造に建築方法、超高層ビルに関する素朴な疑問など、多岐に渡ってわかりやすく書かれています。
残念だったのは、この本が発行されたのは2009年。
ちょっと古かったなー。あべのハルカス、まだ存在してないし。
本書の内容はこんな感じ。
1章 高くなるほど不安定になるはずなのに、なぜ倒れない?
2章 あれほど高く大きなビルが、なぜあんなに早く建つ?
3章 他のビルと違って何か特別な材料が使われている?
4章 万が一、ビル内で火災が発生したらどうなる?
5章 地上数百メートルの高さでも、なぜ水や電気が普通に使える?
6章 東京では建築にあたり海風までも考慮するのはなぜ?
ついつい外観ばかりに目が向きがちな超高層ビルだけど、隅々に至るまで、知恵と工夫と研究の成果が生かされているのだなぁーと。今更ながらに感心しきり。
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家に籠っているのも暇なので。
そうだ、感想文を早めにアップしてみよう。
・叙述トリック短編集 - 似鳥鶏
・超高層ビルの ” なぜ ” を科学する - 大成建設 「超高層ビル」研究プロジェクトチーム
なんとなく続いている『推理小説月間』。
今回は、『叙述トリック』のみに特化した作品。
ちなみに、叙述トリックとは何か?
本書の説明を借りると、小説の文章そのものの書き方で読者を騙すタイプ、トリックです。
ちょいちょい『アンフェア』と言われることのある叙述トリック。それを極力避けるため、本書の冒頭では懇切丁寧なヒントを出してくれているのですが…あぁ、既に作者の術中に嵌っていたなんて~(汗)
そもそも、そのことに気づいたのもかなり後半になってからなのですが…。
と、トリックに挑むもよし、気張らずに楽しむもよし、な本書。
ちょっとバカバカしくもある設定ですが、あぁ、それがある意味で最大のトリック…。
以下が、本書の目次です。
読者への挑戦状 / ちゃんと流す神様 / 背中合わせの恋人 / 閉じられた三人と二人 / なんとなく買った本の結末 / 貧乏荘の怪事件 / ニッポンを背負うこけし / あとがき
何か気づくことがありませんか?
と、思わせぶりなことを書いてみたり(笑)
ちょっと悔しいけど、超超あらすじ!
『読者への挑戦状』推理小説におけるトリックの簡単な説明。本作の謎解きヒント。
『ちゃんと流す神様』溢れて水浸しだったはずのトイレが元通りに。誰も掃除をしていないという。トイレの神様は本当にいるのか?
『背中合わせの恋人』写真部で起こった怪事件。確実に犯人と目された人物にはアリバイがあり…。思い込みが事態をややこしくする。
『閉じられた三人と二人』人里離れた山荘に閉じ込められた六人。その内の一人が死んだ。事故か殺人か。虚構と現実がクロスオーバーする。
『なんとなく買った本の結末』用意周到に行われた殺人。トリックを解く鍵は、『事件が起こった時期』だった。
『貧乏荘の怪事件』下宿人の持ち物が盗まれた!?犯人は一体?ヒントは名前に隠されていた。
『ニッポンを背負うこけし』謎の人物headhunterから巨大コケシを救え!日本の未来のために!!
『あとがき』あとがきにあらすじなんて必要ですかねぇ。あらすじの定義とは?
純粋に『叙述トリックを楽しむ』本です!
超高層ビルにまつわるあれやこれやを解説してくれる本書。書いたのは、大成建設。プロ中のプロです。
ビルの構造に建築方法、超高層ビルに関する素朴な疑問など、多岐に渡ってわかりやすく書かれています。
残念だったのは、この本が発行されたのは2009年。
ちょっと古かったなー。あべのハルカス、まだ存在してないし。
本書の内容はこんな感じ。
1章 高くなるほど不安定になるはずなのに、なぜ倒れない?
2章 あれほど高く大きなビルが、なぜあんなに早く建つ?
3章 他のビルと違って何か特別な材料が使われている?
4章 万が一、ビル内で火災が発生したらどうなる?
5章 地上数百メートルの高さでも、なぜ水や電気が普通に使える?
6章 東京では建築にあたり海風までも考慮するのはなぜ?
ついつい外観ばかりに目が向きがちな超高層ビルだけど、隅々に至るまで、知恵と工夫と研究の成果が生かされているのだなぁーと。今更ながらに感心しきり。
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noritama594 at 14:35│Comments(0)│本嫌いの読書感想文