>三国志演義を読もう!

2019年04月30日

分久必合、合久必分

『分久必合、合久必分』
この言葉で、三国志演義は始まり、そして終わります。
全一百二十回。文庫全7巻(ちくま版)。

あらすじを書いてみよう!なんて気軽に始めたのが、2007年10月。
マジ?本当に?やべ、そんなに時が経っていたとは…(汗)
何とか、平成のうちに終えることが出来て良かったです(←これが言いたかった/笑)

それにしても、途方もない時間がかかったとはいえ、完結させることが出来て本当に良かった。
どれだけの方が読んでくださっているかわかりませんが、正直「自分で本読んだ方がはえーよ」と
お叱りをうけそうなくらい、のろのろ亀更新でした。

あらすじをまとめるのよりも、各回に出てくる人物名をピックアップするのが大変でした。
だって、漢字難しい人たちが多いし…。確実に何人かは記載漏れになっているかと。
漏れた文官・武将の方々、済みません(^^;

Yahooブログが年内には終わってしまうということで、別ブログで継続していくかは未定ですが、
もしどこかで新たにブログをやることがあれば、また何か新たな企画をスタートさせたいなぁー。


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noritama594 at 19:29|Permalink

第一百二十回 杜預を薦めて 老将 新たな謀を献じ 孫晧を降して 三分 一統に帰す

司馬炎が魏を簒奪したとの情報を得た呉主・孫休は憂慮の内に死んでしまいます。後を継いだのは孫晧でした。孫晧は日増しに凶暴になり、酒色に溺れ宦官を寵愛します。諌めた家臣を斬り三族まで皆殺しにしたため、朝臣たちは二度と諌めようとしなくなります。
 
孫晧は陸抗に襄陽を攻略するよう命じます。それを知った司馬炎は羊祜を守備につかせます。
均衡状態を保つ陸・羊両軍でしたが、疑いを持った孫晧は陸抗の指揮権を剥奪します。
その後も自分を諌めるものを次々と処刑する孫晧。在位の間に四十人以上の忠臣を殺害します。
 
さて、陸抗がいなくなり孫晧も君主としての徳を失った状態をみた羊祜は、今こそ呉を征伐すべきと司馬炎に上表しますが、賈充らが反対したために沙汰やみとなりました。
失意の中、都へ戻った羊祜はほどなく病床に伏し、司馬炎に自らの後任を推薦すると絶命します。

司馬炎は後任の杜預を大都督に任命し、呉征伐の軍をあげます。
四方から晋軍が攻めてくることを知った孫晧は、急ぎ撃退法を協議します。
破竹の勢いで進む晋軍に諸郡は次々と降伏します。そのまま晋軍は建業へ進み、ついに孫晧は降伏します。

これを持って三国はすべて晋の下に帰し、天下は統一されます。
これがいわゆる、『天下の大勢は、統一が長ければ必ず分裂し、分裂が長ければ必ず統一される』ということで、魏主曹奐・呉主孫晧・蜀皇帝劉禅の三人はそれぞれ平穏な最期を迎えます。
 
第一百二十回の登場人物:
濮陽興、孫わん(雨冠に單)、万彧、朱太后、岑昏、陸凱、尚広、華覈、羊祜、歩闡、孫冀、留平、楼玄、馮紞、杜預、王濬、王渾、張華、司馬伷、王戎、唐彬、楊済、張悌、何植、滕修、伍延、孫歆、沈瑩、諸葛靚、周旨、陸景、張尚、陶濬、張象、胡沖、薛瑩、吾彦、孫秀


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遂に三国志演義完結。
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noritama594 at 19:00|Permalink

2018年12月09日

第一百十九回 仮(いつわ)って投降するも 巧計 虚話(まぼろし)と成り 再び受禅し 依様(かたどおり)に 葫蘆を画く

会は衛瓘に、鄧艾父子を逮捕するよう命じます。
捕縛された鄧艾・鄧忠は洛陽へ護送され、会は成都に入城します。
謀反を図る会。一方の姜維は内密に劉禅に手紙を送ります。姜維の目的は漢王朝(蜀漢)の再興でした。
 
そんな折、司馬昭がやってくるとの手紙が。会の謀反を疑っていることは明白です。
会は司馬昭を迎え撃つ決意を固めます。しかし、諸将を脅し監禁したため皆の反感を買います。事を知った城外の諸将は大激怒。城を攻撃し、会の首を取ります。姜維は乱戦の中、自刎します。
かくして蜀は滅亡し、劉禅は僅かな家臣と共に洛陽へ移送されます。死を免れた劉禅は安楽公に封じられ、黄皓は酷刑に処されます。
 
晋公に封じられ、更なる高みを目論む司馬昭でしたが、突然の病により息絶えます。
父・司馬昭の葬儀を終えた司馬炎は、曹奐に禅譲を迫ります。もはや曹奐には拒む余地もありません。蜀に続き、魏もついに滅亡します。
 
皇帝となった司馬炎は呉を討伐する方策を協議します。
さて、司馬炎はいかにして呉を討つのでしょうか。
 
第一百十九回の登場人物:
胡淵、関彝、華覆、陸抗、霍弋、司馬攸、山濤、何曾、張節、司馬鈞、司馬量、司馬雋、
司馬防



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次回、ついに壮大なプロジェクト(笑)完遂!



noritama594 at 20:37|Permalink

2018年11月05日

第一百十八回 祖廟に哭して 一王 孝に死し 西川に入って 二士 功を争う

綿竹が陥落し、諸葛瞻父子が戦死したことを知った劉禅はびっくり仰天。官僚を集めて協議します。元より、自分の意志も戦う気概もない劉禅。官僚の言うがまま、降伏の道を選びます。
これに驚いたのが前線で戦う姜維です。諸将の怒りと悲しみに満ちた慟哭が響き渡ります。
しかし、姜維には起死回生の一計がありました。


姜維は直ちに鍾会の元へ降伏の意を伝えに赴きます。

一方、鄧艾はこの後の対応について上表しますが、事を独断で進めようとしたため、司馬昭に謀反の疑いをかけられます。司馬昭は鍾会に鄧艾の様子を監視するよう指示をします。
しかし、その詔を受け取った鍾会が、鄧艾に謀反の気ありとでたらめな報告をしたため、ついに司馬昭は鄧艾を捕らえるよう会に命を下します。それだけではなく、賈充にも進軍させ、司馬昭自らも軍を率い征伐に向かおうとします。
 
実は、司馬昭の目的は鄧艾ではなく会でした。
司馬昭の軍が既に長安に達したことを知った会は慌てて鄧艾捕縛の方法を姜維と協議します。さて、姜維はどのような方法で鄧艾を撃退するのでしょうか?
 
第一百十八回の登場人物:
劉諶、劉璿、劉瑤、劉悰、劉瓚、劉恂、劉璩、鄧良、蔣顕、李虎、崔夫人、張峻


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noritama594 at 16:32|Permalink

2018年09月17日

第一百十七回 鄧士載 偸(ひそ)かに陰平を度(わた)り 諸葛瞻 戦って綿竹に死す

前方にいたのは幸いにも味方の軍勢でした。攻め寄せてきた魏軍を共に撃破し剣閣を守ります。
一方の魏陣営では、鄧艾と鍾会の溝は更に深まるばかり。
ついに、鄧艾は単独自軍を率いて、成都攻略に乗り出します。
 
険しい道を切り開き進む鄧艾軍。蜀側の盲点をつき突如現れた鄧艾軍に、城は次々と降伏します。ようやく危機を悟った劉禅は、諸葛瞻に出撃を要請します。
 
一旦は魏軍を撃破した諸葛瞻ですが、奇襲に遭い、息子もろとも戦場に散ります。
綿竹を攻略した鄧艾軍はついに成都へ迫ります。さて、成都はどうやって守備するのでしょうか。
 
第一百十七回の登場人物:
馬邈、諸葛瞻、諸葛尚、丘本、彭和、丁封、孫異、張遵、黄崇、李球


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noritama594 at 13:53|Permalink