2025年11月09日
10月の本 番外篇
本編はとうの前に読み終わっていたけど、その後の虫の研究で止まったまま。
残り20頁ほどじゃん!ってなことで読了。
はからずも、今なにげに旬な感じで笑。
・怪談 -不思議なことの物語と研究- - ラフカディオ・ハーン 作 / 平井呈一 訳

小泉八雲、の方がぴんとくるのかな?
同氏の著作と言えばコレ!くらいに有名な本書。
色々と翻訳本があるようですが、こちらは岩波文庫版。十七の話と、虫の研究という随筆から成ります。
ちょっと悩ましいですが、超あらすじいってみよう。
『耳なし芳一のはなし』琵琶法師の芳一。和尚の留守に訪れた客人に連れられた先で所望されたのは源平物語・壇の浦合戦の弾き語りだった。
『おしどり』猟師の村允がひもじさのあまり矢を射ったのは、つがいのおしどりの雄だった。
『お貞のはなし』病で死んだ許嫁は言った。二人は必ずこの世でもう一度会えると。
『うばざくら』村長の娘・お露が大病を患った。乳母のお袖は不動明王へ日参し回復を祈願、ついにその満願の日にお露は本復したが
――。
『かけひき』手討ちをされる科人は、死んで怨みを返すと不遜な言葉を吐く。それを聞いた主は一計を案じる。
『鏡と鐘』寺の釣鐘製造に鏡を寄進した女。しかし、鏡を手放したことを惜しいと思うばかりに破滅の結末を迎える。
『食人鬼』夢窓国師が一夜の宿をとった村長の家で見たのは、死人を喰らう大きな影だった。
『むじな』とある商人の語った話。濠ばたでしゃがみこみ、しくしくと泣く女。商人が声をかけると女は振り返った。その顔を見た商人は悲鳴をあげて逃げ出したが
――。
『ろくろ首』行脚僧の回竜は山樵の家に一晩世話になることにした。そこには山樵以外に四人の男女が。夜中に回竜が見たのは首の無い五人の胴体だった。
『葬られた秘密』病で亡くなったお園が霊となって戻ってきた。彼女が心を残すものとは。
『雪おんな』吹雪の夜に出くわした美しくも怖ろしい女。命拾いした巳之吉は女との約束を守っていたが。
『青柳ものがたり』友忠が吹雪で立ち往生するなか偶然見つけた民家で出会った娘。紆余曲折を経て夫婦になった二人だが、妻は死の間際に驚くべき事を口にする。
『十六ざくら』一日だけ花を咲かせる十六ざくら。そこには年老いたある侍の命が宿っていた。
『安芸之介の夢』大きな杉の木の下で一眠りしていた安芸之介は不思議な夢を見た。それは二十三年もの間、萊州の国守として過ごしたというものだった。
『力ばか』力(りき)という名の男が死んだ。その時、母親は死んだ息子の左の手のひらに『力ばか』と書いた。それは目印のようだったが。
『日まわり』仙人の輪を探していたロバートと僕。耳障りと思われた竪琴弾きの声は僕の心を震わせた。そう、二人は仙人の輪を探していた。
『蓬萊』蓬萊には不思議なことが数多くある。
最後の話は、物語という感じでのものではなかったのでこんなあらすじです笑
この後、虫の研究として蝶・蚊・蟻に関する随筆が続きます。
虫ときたので、最初は大人版観察日記的なものかと思いましたが笑、生態からそれぞれにまつわる逸話や文学、筆者の姿を垣間見ることが出来るようなエピソードなど様々に書かれています。
個人的には蝶に関しての記述が好きでした。幻想的な逸話なども多いですし。
某朝ドラが八雲と妻・セツをモデルとしているようなので、何か盛り上がったりするのかな。
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